快適な住環境を整えるためには
快適に過ごすためには室内温度を一定に保つ必要がある
家で過ごす時間が長くなる今、最も大切にしたいのは「快適な住環境」です。快適な住環境とは、ただ見た目が良いだけでなく、室温が一定に保たれた空間であることが重要です。温度が安定している家で過ごすと、次のようなメリットがあります。
どの部屋に行っても快適
例えば、リビングと寝室で温度差があると、移動するたびに不快な思いをします。しかし、温度が一定であれば、家の中のどこにいても快適に過ごすことができます。
光熱費がかかりにくくなる
温度差が激しいと、暖房や冷房を頻繁に使う必要がありますが、室温を一定に保つことで、効率的にエネルギーを使えるため光熱費を抑えやすくなります。
ヒートショックを予防できる
冬の寒い日、暖かい部屋から冷たい浴室に入ったときに起きる「ヒートショック」。室温が一定であれば、血圧の急激な変動を避け、健康にも良い影響を与えます。
風邪をひきにくくなる
寒暖差が激しいと免疫力が低下し、風邪をひきやすくなりますが、温度が一定だと体調を保ちやすく、病院に行く回数も減ります。
室内温度を一定に保つためには
室温を一定に保つためには、家の性能を総合的に高めることが大切です。特に断熱性能と気密性能を強化し、これらを支えるサッシの性能を向上させることが重要です。これらの要素をバランスよく取り入れることで、外気の影響を最小限に抑え、家の中で快適な温度を維持できます。具体的なポイントを見ていきましょう。
⑴ 断熱性能を上げる
断熱性能が低いと、外気の影響を受けやすく、夏は暑く、冬は寒くなりがちです。そのため、断熱等級6以上(UA値0.46)の基準を満たした高性能な家を目指すことが重要です。断熱材の質と量にもこだわることで、より効果的に熱を遮断できます。
⑵ 気密性能を高める
気密性能を高めることは、室温を一定に保つための基本です。家の隙間から外気が入ってくると、いくら断熱性能を上げても意味がありません。隙間をなくす施工が最も重要で、これを徹底することで家全体の温度が均一になります。気密性能を高めるためには、**c値(0.5以下)**の達成が目標です。この数値が低ければ低いほど、家の隙間が少なく、温度が安定します。
また、現場での施工精度が試されるため、職人の技術や気密測定をしっかりと行うことが大切です。気密テープやシーリング材を使って、隙間をしっかり塞ぐ作業が欠かせません。


⑶ 断熱性能を高めるためにサッシの性能を上げる
断熱性能を向上させるためには、サッシの性能も大きな要素です。特に、ペアガラスや樹脂サッシの導入が効果的です。例えば、APW-330ガス入りペアガラスや、APW-430樹脂サッシを使用することで、窓からの熱損失を大幅に減らすことができます。
サッシは家の温度を直接的に左右する重要な部分であり、断熱性能を高めるためには「高性能な窓」を選ぶことが不可欠です。これにより、外の寒さや暑さを家に伝えにくくし、室温を一定に保つのに役立ちます。

⑷ 断熱材をしっかりと入れる
断熱材の質と量も、快適な室温を維持するために大切な要素です。特に、高性能な断熱材を使用することで、熱の移動を抑えることができます。断熱材の厚さが重要であり、厚みがあればあるほど、断熱効果が高まります。


まとめ
室内温度を一定に保つためには、気密性能や断熱性能を高めるための取り組みが必要です。これには、隙間をなくす施工や、性能の高いサッシの導入、断熱材の適切な配置が欠かせません。これらをバランスよく実施することで、快適な室温を維持でき、光熱費の削減や健康面でも大きな効果があります。
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